私の心の支え‥‥‥理江香です????
理江香です。
先日のバレエ団公演、台風のなかたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。
あき先生、薫先生も公演の話題で私も続いてしまいますが、公演本番を終えて感じた事を話してみようと思います。
まず、今回に限らずいつも感じる事ですが、しっかりとした基礎は自信になって自分を支えてくれるということ。
「理江香先生、本番だからって今さら緊張なんてしないですよね〜」
これよく言われます????
そんな訳ないです。
めっちゃ緊張しいですから。
本番の1週間前くらいからあまり寝られなくなるくらいです。
出番前も逃げ出したくなるくらい怖いし????
でもそんな弱気になっている自分を支えてくれるのが、毎日の地道な基礎レッスンによって造ってきた身体と感覚だと思うんです。
緊張してたり何かハプニングがあっても、頭で考えるより先に体が動いてくれるくらいになるまでには、ホントに毎日毎日、同じ基礎レッスンを地味に地道に続けるしかありません。
みんな毎回のレッスンを本当に一生懸命に受けてくれているのは承知の上で言いますね。
あなたは毎回のレッスンでひとつひとつの動きに集中できてますか?
例えば毎回するプリエやタンジュという単純な動きでも、少しでもクオリティーの高い動きにしようと先生の注意に耳を傾けていますか?
こういう小さな積み重ねが大事だと思うんですね。
これはここで書く事によって自分自身にも言い聞かせてるんですけど????
公演1週間前くらいに出演者全員、団長に「もっと基礎に忠実に、もっとアンディオール(外向き)して❗️」と喝を入れていただきました。
私も「あなたはみんなの見本にならなくちゃいけないのに、もっと足の動きの処理をきちんとしなさい」と注意いただきました。
踊りになるとこういうところをちょっと忘れちゃうので、この注意は本当にありがたかったです✨
そして、けしてバレエ向きではない私の体にきちんと基礎をたたき込んでいただき、気長に育ててくださった団長に心から感謝しています。
最初の話に戻りますが、この身につけていただいた基礎を信じて、本番の怖い気持ちを抑えるための心の支えにしています。
こうして踊り終えた時の、あの客席から降り注ぐような拍手をいただいた瞬間が私は大好き✨
幸せだな〜と感じる瞬間です????
さぁ来年はクラシックバレエの王道「白鳥の湖」
更に確実な基礎力が求められます。
1年なんてあっという間‼️
また毎日のレッスン、一緒に頑張っていきましょうね????