バーレッスンから楽しんでますか? 亜委です

 

 

あきです????

 

「今それって、嬉しくて楽しいの?」
「なんでそんな顔で踊ってるの?」

 

東京でのコンクール中に受講したアメリカ人バレエ講師、ジョン先生のワークショップでの一コマ・・・

ジョン先生は始まるなり、英語でバレリーナたちに問います。

 

確かに、見学している私がひいき目に見ても、とてもワクワクしてレッスンを受けているようには見えませんでした????

 

いくら英語のレッスンでも、ジョン先生は身振り手振りで何とか通じるように、丁寧に説明して下さっていました。

 

英語がダメな私でも、言いたいことは感じ取れましたから、日本人バレリーナたちもほとんど理解できていたはず!

 

しかし、プレパレーション(用意)から、何度も音を止められ、顔の注意を受けなかなか進まないレッスン。

 

外国人のオーバーリアクションから比べると、能面のように感情を出さない、いや、出せないバレリーナたち。

 

「本田バレエの生徒だけじゃなく、どこの生徒も一緒やわ〜〜????」

と感じました。

 

何でやろう〜〜?

 

少なくとも本田バレエのレッスンでは、普段からそんな注意は山盛りしているのに????

 

何も聞いてないんやわ、もう????

 

とブリブリ思いながらも、そのコンクール中には答えは出ませんでした????

 

ところが、大阪に帰って休み明けの4月。

 

コンクールのワークショップに参加した生徒が変化していたんです✌️
イキイキとした顔で、嬉しくて楽しくて仕方ないです〜〜????と言っているように、レッスンしてるじゃないですか!

 

周りの生徒たち(後輩たち)は、すかさずその変化を感じ取り、負けん気が大爆発!????

 

私が待っていたのはまさにこの状態????

 

この時を待ってたんです!
いくら教師が注意しても、刺激を受ける身近な対象がいないと、心の底にはなかなか響かないんですよね〜〜

 

なので、理江香先生や薫先生、団員たちがどんなに踊って見せても、先生や団員だから凄いんだ・・・自分とは違う世界の人だとしか思えない・・・

 

でも、今回のように身近なクラスメイトに変化が現れてくれると、ものすごいパワーがあります!

 

若い世代が一層上達するには、同じ世代で引っ張る存在が不可欠ということ!

 

次はあなたが引っ張る番かも・・・

 

 

『バレエは、バーレッスンから楽しむ!!』

 

先のワークショップで先生が何度も口にした言葉です。

 

 

さあ〜、あなたも今日から「バーレッスンから楽しんで」いきましょう!!!!!