初挑戦!、、、亜委です
学園長の亜委です。
突然ですが、、、
『グラン・パ・ド・ドゥ』
って
どんなものか、お分かりですか??
バレエファンの方ならご存知の方も多いかと思いますが、
ざっくりと言ってしまうと
「主役クラスの高度な男女ペアの踊り」
のこと。
「グラン」がつかない『パ・ド・ドゥ』というのもありますが(^_^;)
この違いの説明はチャコットさんのウェブサイトをご覧いただくとして、
『グラン・パ・ド・ドゥ』の構成は、、、
0.アントレ(登場) *割愛されることが多いので、ここでは0としました
1.アダジオ(2人で踊る)
2.男性ヴァリエーション(1人で踊る)
3.女性ヴァリエーション(1人で踊る)
4.コーダ(2人で踊る)
となっていまして、後半に向けてどんどん盛り上がっていく振付になっています。
踊っている時間としては約10分くらい。
クラシックバレエのお約束で[涼しい顔でサラッと踊っている]ように見えますが、
表現力に加えコーダまで踊り切る体力/精神力が求められるので、実はとてもとてもハードなんです。
そして、この高度な『グラン・パ・ド・ドゥ』を
11/23開催の【HMBS定期生徒発表会2024】で、なんと3名のバレリーナが初挑戦します!!
男性ダンサーと踊る憧れの『グラン・パ・ド・ドゥ』ですが、いざ練習になるとそう簡単には踊れません。
後ろにパートナーが立っている状態なので、真っ直ぐな軸がなければ上手く回れないのですが、
いざ組んで踊ってみると、意外と自分の軸が歪んでいることに驚きます。
いかに1人で踊っているときに、踊りやすい(歪んだ)格好になっていたかを実感したことを私も覚えています。
実際に彼女らも、やる気は満タンあるのに、身体がついていかない、、、
どうしたらいいのか??悩みに悩んでいましたが、答えはひとつ!レッスンあるのみ!
リハーサルを必死に繰り返すうちに体力がついてきて、身体の軸も感じられるようになってきたようです。
まだまだ、仕上がるまでまだ時間はかかりますが、
毎回のきびしいリハーサルにめげず、楽しそうに踊ってくれているのが何より嬉しいです。
舞台上で完璧に踊りきった姿を、先生はイメージしてますよ!
追伸
私が中学2年生の時に、本田道子先生から
「高校生になったらグランパドドゥを頑張って踊るのよ」と声を掛けていただき、
初めて踊らせていただいた[「海賊」の『グラン・パ・ド・ドゥ』]を思い出して、ちょっと若返った私です(^_^;)