よーく見て、、、亜委です

学園長の亜委です

 

いきなりですが、あなたに質問です!

バレエスクールのレッスン場に必ずあるものとは何と何でしょうか?

ヒント:それを見ると「あっ、バレエ教室だ!」とすぐに分かるモノです・・・

 

はい正解、バーと鏡ですよね、、、

 

で、今日は「鏡」について話をしようと思います・・・

お家には教室のような壁一面の大きな鏡は無い(はず)ので、特に小さい生徒たちは、ついつい顔ばっかり見ちゃいます。

なので、

「教室の鏡は顔だけを見るものじゃないですよ〜! 踊ってる自分の全身を見て、格好悪いところを見つけて直すための鏡ですよ〜!」

と、私はこの言葉をレッスン中に何度も言わないといけません(^_^;)
でも、実は鏡を見てレッスンすると、自分の姿を見ながら踊るので振付を覚えないという欠点もある!

のですが、私はあえて鏡をしっかり見てレッスンする様に指導しています。

なぜなら、

踊りながら自分の動きや、格好、表情などいろいろ確認/観察することは、とても大切なことだからです。
私自身が生徒だったときも、本田道子名誉学園長から

「よく鏡で自分の格好を見なさい!お客様に変な格好を見せたらだめ!」
ロシア国立ワガノワバレエ学校留学中には教授からは、

「鏡に向かって踊る姿が、自分で素敵!と思うように踊りなさい!」

「自分で納得いく踊りが出来るまで練習しなさい!」

というような注意をよく受けたものです。

 

あなたも、つま先や手の形、顔の向きなど自分の身体をしっかり見て理解、確認しながらレッスンをすると、

「ここが出来てないから失敗するんや〜」って、だんだん分かってきます!

だからこそ、バレエでは「設備の整った教室で」レッスンすることに意味があるというわけです。

あなたも自分自身をチェックするアイテムとして、教室の鏡をいっぱい見てくださいね。

 

P.S

鏡といえば、新入り犬のリンちゃん(1歳)は、鏡に写る自分が大の苦手、、、

窓ガラスに写る自分の姿にもビックリして全力で逃げるんですよ、、、なので私はビビリンちゃんと呼んでます^_^)

もうちょっと大人になったら直るんでしょうか?、、、

 

写真左側の「ひめ」ちゃん(10歳)は何事にもビビることはありません、、、