涙が出てきて、、、亜委です

学園長の亜委です。

 

昨日10/9
カンパニーのW.Kさんと、スクール生のS.Rさんが出演した舞台を観て来ました。

日本バレエ協会関西支部主催の公演です。

楽しみにしていた演目は、

本田道子バレエ団公演の演出・振付を全てしてくださり、スクールの特別講師でもあった故深川秀夫先生の作品♪♪

「ガーシュイン・モナムール」

実は生前、次の公演でぜひ振付をと、
お願いしていた作品でした、、、

 

Kさんは、この作品にどうしても出演したいとオーディションを受けて合格し、念願叶った舞台になりました。

彼女はバレエ団公演で秀夫先生の作品に何度も出演し、直接指導してもらってきたので

「深川秀夫ワールドの香り」

が他の誰よりも良く出せていたのがとても嬉しく、きっと秀夫先生にも褒めていただけたと思います!
しかし、天才亡き後の「秀夫ワールド」の再現の難しさをあらためて実感。

秀夫先生の偉大さを再認識する舞台でした。

 

 

秀夫先生とのご縁は、30年ほど前に本田道子名誉学園長が振付を依頼したのが始まりで、その後家族ぐるみでお付き合いするようになり、先生の名古屋のご自宅へ伺ったことも・・・

道子大先生をとても尊敬し愛してくださった秀夫先生は、見た目の印象とは違い(^_^;)とても繊細で優しくユーモアに溢れた方で、私にもいつも「アキ、ありがとう!」と声を掛けてくださりました(^_^)

 

今まで本田バレエで上演したたくさんの秀夫先生の作品は、思い出すだけでも素敵で素晴らしすぎて涙が出てきます。

本田バレエの特別クラスのために体調を崩されてからも大阪まで毎月来てくださり、秀夫先生から直接ご指導いただいたことは私達の宝物です。

私は秀夫作品のバレエミストレスとして、秀夫ワールドを先生から直接たたき込まれてきた自負がありますから、大切に作品を守り継承していかなければならないと、改めて心に誓った一日でした。
「秀夫先生! 必ず先生に喜んでいただける最高の秀夫作品を上演しますので、その時には天国からいつものように私にご指導くださいませ!」

 

 

在りし日の秀夫先生と本田ファミリー

*秀夫先生と撮った写真が意外と少なくて(-_-;)