バレエで4段活用???‥‥‥理江香です☆
理江香です。
車での移動中はラジオ派の私。
先日、とある元ラガーマンの方のお話が
「そうそう!!」
と、すごく腑に落ちたので、簡単に紹介しますね。
その方はこう言いました。
「知る・わかる・できる・いつでもできる」の4段活用でスキルアップを目指しましょう。これはラグビーに限らず、社会人として仕事をするにあたっても同じことですね」
この4段活用をバレエに置き換えてわかりやすく説明すると、例えば5番ポジション。
習いはじめの時に多くの子が5番で悩みますが、5番っていう足のかたちを『知り』、しばらくして、こうするんだと『分かり』、外に向きにくいしきっちりではないけど『できる』ようになり、練習を重ねてキレイな5番が『いつでもできる』ようになりますね。
これが難しいテクニックになっていくと『いつでもできる』は簡単なことではないのですけどねσ(^_^;)
でも大事なのはこのプロセス。
バレエを習い、ひとつずつのテクニックを習得していくなかで、自然とこの『知る・わかる・できる・いつでもできる』の学び方が身についていくのではないでしょうか?
『できる・いつでもできる』になるために反復する根気強さも身につきますね。
この元ラガーマンの方も言ってました。
「スポーツに限らず、何かに真剣に打ち込み、長く続けている人には自然とこれが身についている人が多い。だから社会に出ても必要とされる人材になる」
きっちりとはおぼえていませんが、だいたいこんなお話しでした。
「バレエを長く続けても、姿勢が良くなったり立ち居振る舞いがきれいなったりはするだろうけど、将来バレリーナやバレエの先生になる以外に何かあるかしら?」
って思われるご家族の方もいらっしゃると思います。
でも先ほどの話のように、こんなふうなスキルの身につけ方をバレエを通してしぜんと学んでいるのだとしたらすばらしいことだと思いませんか?
実際本田バレエの卒業生で社会人になり、バレエとは違うジャンルでも自分の目標に向かって活躍をしている子たち、たくさんいます。
長くなってしまったのでそろそろ終わりますねσ(^_^;)
最後に、3月末と4月にあったコンクールで4人の生徒が賞をいただきました。
NAMUEバレエコンクール奨励賞受賞のMちゃんとRちゃん。
JBC(ジャパンバレエコンペティション)
ブルーのお衣裳のSちゃん第9位受賞。
えんじのお衣裳のEちゃん第6位受賞。
この子たちだけじゃなく、今回は思うような成績を残せななくて悔しい思いをした子も、みんな『できる・いつでもできる』を目標に頑張りました。
何より、レッスンを通してバレエだけじゃなくたくさんの事を学んでくれている姿が見られて、先生たちはとっても嬉しいです。
あなたも日々のレッスンのなかで、この4段活用をちょっとだけ意識してみてはいかが?